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浜岡原発再稼働で知事交渉

「浜岡は再稼働できる状況ではない」

1月26日、原発なくす会も参加する国民大運動実行委員会の知事交渉が実施され、川勝知事本人と直接質疑を行うことができました。

原発なくす会静岡では「中部電力は浜岡原発4号機の適合性審査申請を行い、2016年9月までに頃の再稼働に向けた動きを強めていますが、住民が安全に避難できる『実効ある避難計画』がではない限り、浜岡原発の再稼働には絶対に同意しないでください」という要請に基づいたもの。

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「中電は浜岡の危険性を認めた」

知事は「3.11以降、菅政権が浜岡原発の停止要請を中電に行い、停止を意思決定したことは重大だ。今まで危険はないと言っていたことを翻して危険を認めたことだ」「今の原発再稼働において、規制委員会の審査は基準に適合しているかを確かめるだけで意思決定しない。政府も意思決定しないという無責任な体制だ。だから電力会社の責任が重大だと考える」と中電が浜岡原発の危険を認めたことは、再稼働にも影響すると示唆しました。

知事は「廃炉、廃炉と言っているだけではだめで、中電のその研究をさせる、会社だけではなくて公的な研究所を浜岡原発敷地内に設けることにした」と述べました。

「再稼働すれば1年そこそこで止まってしまう」

そして使用済み核燃料も話はおよび、「浜岡原発の使用済み核燃料は1万体に及ぶ。現在9000体だから再稼働すれば1年そこそこで止まってしまう。再稼働できる状況ではない」と、これまでの考えを繰り返し確認しました。

また避難計画に関して、「広域避難について今年度中にマッチングを完了することになっている。たとえば富山などの遠方に避難すれば、静岡県のコントロールが効かないということであり県内避難でできないかという意見がある」と新たな考えを示しました。これまで担当課が示した工程では、単独災害(原発のみの事故)の場合は県内避難、複合災害の場合は広域避難という仕訳になっており、昨年関東や北陸の各自治体が1カ月程度の受け入れを決め、県内各自治体がどこへ避難するかを年度内に確定することになっていました。

最後に「原発なくす会」から「燃料プールに余裕がないということは、知事がいつも言う『使用済み核燃料の処理のめどが立たなければ』ということで確認させてもらっていいか?」という問いに、知事は「そうだ」と答えました。

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