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静岡県一斉署名実行委員会が県に署名提出 2017/03/30

21万5203筆の「浜岡は再稼働しないで」の思い届ける

原発なくす会・静岡をはじめ県内28の団体・地域の会などで組織する「浜岡原発の再稼働を認めないで!静岡県一斉署名」実行委員会は、3月30日(木)、川勝平太知事に浜岡原発の再稼働に同意しないよう求める同署名の第2次(最終)提出として、県内外から寄せられた4万2796筆(総計21万5203筆)の署名を県に提出しました。

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記者会見で知事選の争点化をうったえ
実行委員会は提出行動に先立ち、静岡県庁にて記者会見をおこないました。
冒頭に実行委員会を代表して、原発なくす会静岡の林克代表委員が「県知事に浜岡原発の再稼働に同意しないでほしい」の一点で2014年9月からスタートした署名の取り組みについて経過報告。当初2015年9月に予定されていた中部電力の安全対策終了をめどに提出を考えていたが、中電の再三にわたる安全対策延期を受け、今年6月におこなわれる県知事選において浜岡原発再稼働の是非を争点にすべく、本日最終的な署名提出をおこなうと説明しました。

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林代表委員は、「県知事は『浜岡原発は再稼働できる状態にない』と言っているが、もう一歩踏み込んで主体的に『再稼働しない』と明言してほしい。県知事選を前に浜岡原発の再稼働は県民の最大の関心事だ。静岡市で昼休みに1時間の宣伝で100筆以上集める署名はそうはない。今日は、わたしたちの願いが知事に届くように要請していく」と述べました。つづいて各地域の会の代表が、それぞれの地域における署名の取り組みや再稼働反対の思いなどを発言しました。記者会見には新聞各社など多くの報道陣が詰めかけ、浜岡原発再稼働の是非について県民の関心の高さが伺えました。

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総数21万5203筆の署名を県に提出
同日14時から県危機管理部において提出行動をおこないました。県側からは知事の代理として外岡達朗危機管理監ほか3人が出席しました。
林代表委員の趣旨説明の後、各地域の会の代表らが見守るなか、呼びかけ人を代表して静岡大学の林弘文名誉教授が外岡危機管理監に目録を手渡しました。林名誉教授は「川勝知事は『使用済み核燃料の処理・処分の見通しが立たなければ再稼働はない』と言っているがもっともだ。地中深くに埋めるにしても、10数万年の長期間にわたって安全に埋めておくことができるのか。子孫に対してこうした負の遺産をこれ以上増やしたくないというのが県民の切なる願いだ」とうったえました。

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つづいて各地域の会から発言がありました。沼津の会の代表はこの間の署名活動について、「署名に応じてくれた人が自分から署名を集めてくれる、そういう広がりを作ってきた。原発はなくしてほしいがどうしたらいいかわからないといった人たちも、『この署名をやればいいんだ』と取り組んでくれた」と発言。署名をお願いに行った保育園では、園長が「子どもたちを守らなければ」と保護者に呼びかけてくれたほか、子どもたちも覚えたてのひらがなで署名をするなど取り組みが大きく広がり、全部で2万3000筆を超える署名を集めることができたと報告しました。

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浜松の会の代表は毎週日曜日にJR浜松駅前で1時間の署名活動や、個別に訪問して署名を集めてきたと報告。「最近では『原発問題は風化している』と言われることがあるが、それは国民が思いを表明できる場所がないだけだ。『原発はイヤだ。福島を繰り返してはいけない』とみんなが思っていて、署名活動のなかでそれをおおいに実感した。そうした県民の声を知事がしっかり受け止め、静岡県が安全・安心に暮らせるように行政の長として責任を果たしてほしい」とうったえました。

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藤枝の会の代表は「若いお母さんたちは、もし地震が起きて福島のようになったら、子どもたちをどう避難させたらいいのか、とても不安に思っている。原発問題は風化していない。女性たちはますます大きな不安を抱えている」と女性の立場から発言しました。

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菊川の会の代表は「菊川は農家が多いがほとんどの人が署名をしてくれる。福島の実態を見れば、原発のもとでは百姓はできないということがよくわかる。農家の人は、いまある土地や自然は自分のものではなく、借り受けているものであり、また次世代に引き継いでいかなければならないものだということを知っている。原発はない方がいいとストレートに言って署名をしてくれる」と述べ、人口の12%にあたる5626筆の署名を集めることができたと報告しました。

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磐田の会の代表は人口の1割を目標にJR磐田駅の駅頭や各地域で署名に取り組んだ結果、目標を超える2万5329筆の署名を集めることができたと報告。また、磐田の会では避難計画のシミュレーション作成にも取り組んだと話し、仮に遠州豊田パーキングエリアにスクリーニング施設を設けた場合、そこまでの経路の車両密度が10メートルあたり11.2台、他の場所を想定しても10メートルあたり6~10台という数字がでたと述べ、「避難計画はまさしく絵に描いた餅でまったく現実的ではない。浜岡原発を再稼働させない以外に対策はない」と強調しました。

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浜松北区の会の代表は2012年から原発問題について13回ほど学習会を開催し、毎回60~80人の参加があると報告。署名活動でも、あらかじめ各戸にチラシを配布のうえ署名のお願いに訪問すると約4割の家庭で署名に応じてくれると話しました。

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焼津の会の代表は各戸訪問の署名の取り組みのほか、福島県浪江町からの避難者を招いての学習会や、被災地の視察ツアーをおこなったと報告。避難者から故郷に帰ることができない窮状のうったえとともに、「静岡の人はまだ間に合う。ぜひ頑張ってほしい」と励ましをもらったと話し、「福島の実態を見て、仮に避難計画ができて生き延びたとしても、その後故郷に帰る『帰還計画』が立たないのではとつくづく感じる。知事はそうした思いも汲んでほしい」とうったえました。

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最後に林代表委員が「県下すみずみまで取り組んだ署名だ。浜岡原発再稼働の是非を、知事自ら争点として県民にわかりやすく問うてほしい」とまとめ、県知事が浜岡原発再稼働を認めないよう強く求めました。対応した外岡危機管理監は「知事もつねづね浜岡原発は再稼働できる現状にないと発言している。みなさんからいただいた署名、お聞きした意見や思いをしっかりと知事に伝えていきたい」と応えました。

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「浜岡原発の再稼働を認めないで!静岡県一斉署名」の取り組みは今回の提出をもって終了しますが、6月におこなわれる県知事選を前に、浜岡原発再稼働の争点化と県民世論の喚起がますます重要となってきます。引き続き各地域・職場で「浜岡原発再稼働反対」の声を大きく広げていきましょう。

3.11福島を忘れないメモリアルデー 2017/03/11

「福島に寄り添い、運動すすめよう」

毎年、原発なくす会静岡と金世アクション静岡で実行委員会をつくり開催している「3.11福島を忘れないメモリアルデー」が、静岡市葵区常磐公園で開催され、静岡市内外から約250名の人たちが参加し「福島に寄り添い運動すすめよう」と決意を固めました。

全景2

実行委員長の林原発なくす会代表委員会から「福島ではいまだ8万人以上の人たちが避難を強いられているが、政府はこの4月から20ミリシーベルトという高い線量を基準として避難解除を行い、自主避難者の住宅補助を廃止して2020年に向けて福島事故を消し去ろうとしつつある。」「一方浜岡原発は、危険な南海トラフ地震の震源域の真上にあるだけでなく、直近に活断層も見つかり、文字通り世界一危険な原発だ」「福島に寄り添い、浜岡原発の再稼働ストップで安全な静岡県をつくろう」と開会あいさつをしました。

主催者あいさつ

続いて福島支援餅つきが行われ、「支援!」「支援!」の掛け声とともにたちまち餅がつき上がり、カンパ含めてさまざまなトッピングで参加者にふるまわれました。その他トン汁、おでん、焼き鳥の屋台やフリマも出店して集会を盛り上げました。

餅つき子ども
フリマ

ステージでは金曜アクション静岡や浜松、に参加するミュージシャンの演奏が反原発や運動を励ます歌を演奏し、会場を沸かせました。

亮くん
浜松グループ
順ちゃん

つづいて福島や浜岡原発についてトークセッションが行われ、司会の林実行委員長が、スピーカーには、金曜アクション浜松、金曜アクション静岡、静大名誉教授、森大介共産党県委員会書記長、日吉雄太自由党県連代表、福島からの避難者の長谷川さん、女性が参加しました。司会から、「福島の現状をどう考えるか?」「浜岡原発の危険をどう考えるか?」「今後私たちは何をすべきか?」をそれぞれのスピーカーに問いました。「政府が福島原発事故をなきものにしようとしているのはおかしい」「デブリを取り出せないようでは、全く事故は収束していない」「福島で起きていることを静岡で繰り返してはならない」などの意見が出され、静岡において地震と原発の危険性が指摘されました。そして福島に寄り添し、浜岡再稼働反対の世論を広げていこうと結びました。

トークセッション
トークセッション3
トークセッション2
ライカムくん

つづいて福島からの避難者長谷川克己さんから、「今年も節目が来たかと感じられる」「国はオリンピックの2020年までに避難者ゼロにするという、それは統計上の話」「親にとってわが子ほど大切なものはない。避難者が故郷を離れたのは子供のためだ」とスピーチし会場は共感の拍手が起こりました。

長谷川さんスピーチ

震災が起きた2時46分には、参加者全員で黙とうを行い、改めて東日本大震災の犠牲者の冥福を祈りました。

黙とう
黙とう2

最後に「浜岡原発を見るならば、決して他人事ではない」「福島に心寄せ、安心な静岡をつくろう」と訴えた集会アピールが採択されました。集会ではカンパと同時に出店の売り上げを、甲状腺がん子ども基金に約8万円カンパしました。

コッシー
子ども被ばく基金

参加者は、シトロン稲葉の「原発なくたって」に合わせてパレードし、耳に残るメロディー・歌詞に市民の注目を集めました。

311パレード3
パレード

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