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ひまわり集会の集会アピール、知事へ 2016/12/13

「知事は『再稼働に同意しない』と明言を」

11・20ひまわり集会で採択された集会アピールを、12月13日に知事あてに提出し、世界一危険な浜岡原発を再稼動しないように要請しました。ひまわり集会は、11月20日に浜岡原発再稼働に反対し、再生可能エネルギーを広げることを目的に開催され、約3000人の人たちが県内外から集まりました。その集会で採択された「集会アピール」を知事提出したもの。

集会宣言1

集会アピールは「これまで言われた巨大なプレート型の地震の揺れだけでなく、熊本地震のような活断層型の激しい揺れに見舞われる可能性が出てきました」「もし浜岡原発で事故があれば、原発から50キロ圏内に214万人が住むこの地域の影響は、福島の比ではありません。そして何よりもこの地に住む多くの人々の人生を狂わせます。被ばくを前提とした避難計画では安全な避難はできません」「人々の生きる権利を奪う浜岡原発は、ぜったいに再稼働を許してはなりません」としたもの。

集会宣言2

原子力安全対策課長とのやりとりでは、12日の県議会の知事の発言について、なくす会から「知事は次期知事選で浜岡原発が争点になると言っているが、具体的に何が争点なのかを明らかにしてほしい」と要請し、課長もその趣旨は分かると述べました。また「浜岡再稼動はない」という知事答弁についてその後の記者のインタビューで、「知事は、『中電が決めることで、私は再稼動はないだろうと判断している』と答弁したが、第三者的ではなく自分が同意しないと明言してほしいと知事にお伝えください」と申し入れました。

集会宣言3

実行委員会は、避難計画のもととなる国の原子力災害対策指針について、「指針に示された避難の数値はあるケースを切り取ったもの、他のケースには全く対応していない」「避難開始の500マイクロシーベルトというのはあまりにも高い数値」「原発立地県は、人口など自然社会条件があまりに違いすぎるのに、国が数値的に一律管理するのはおかしい、県がもっと前へ出るよう国に抜本改正を働きかけるべきだ」と述べ、避難計画については専門的な事柄になるので他団体とも共同で改めて申し入れしたいと述べました。
集会宣言4r

「浜岡原発再稼働やめて!」11・20ひまわり集会に3000人

「南海トラフと活断層、ダブルの揺れはゴメン!」

11月20日、静岡市葵区駿府城公園で、①浜岡原発再稼働は許さない、②原発に代わる再生可能エネルギーの拡大で「11・20ひまわり集会」が開催されされ、県内外から3000名にのぼる人が参加し、世界一危険な浜岡原発はぜったいに再稼働を許さない確かな意思表示をしました。集会は、県東部で活動するPVネットによる太陽光発電によって、すべての電気がまかなわれました。

会場3

中電は浜岡4号機について9月末に安全対策を終了し、それに前後して規制委員会が審査を終了する予定でしたが、7月末、期限を定めないで対策延期を発表しました。原発なくす会静岡と中電とのやり取りの中で、安全対策の積み残した課題とともに、6月17日の規制委員会の審査で浜岡原発敷地すぐのところに「地震の震源として考慮する活断層」の存在を中電が認めたことが明らかになりました。そして27日の規制委員会臨時会で委員会側が「今後地震と津波の影響を審査していく」と言うことに対し、中電の勝野社長は「真摯に受け止める」と発言しています。こうした状況の中でこのひまわり集会が開催されました。

太陽光で供給

まず集会の林実行委員長が、「これまでの南海トラフの巨大地震の揺れと同時に浜岡原発のすぐ隣に見つかった活断層により、熊本地震のような激しい揺れがミックスされる可能性もあり得る」「再稼働を止めるためには『認めないで署名』を知事の前に積み上げるのが大事。世界一危険な浜岡原発はみんなの声で再稼働反対の意志を示そう」と訴えました。

主催者あいさつ

つづいて実行委員が呼んだ4人のゲストが次々スピーチしました。まず県下の首長で3.11が起きてから初めて浜岡原発の停止を発言し脱原発首長会議の呼びかけ人である三上湖西市長は、「再稼働に反対する世論は強くなっており、ダメだと思った新潟県知事選挙で新人の米山候補が勝利した」「原発はテロの攻撃目標になるので、国防を考えるならなくしていかなければならない」、「原発はコストがバカ高いことははっきりしている」と訴えました。

三上市長

東京で行われている金曜行動の呼びかけ人の1人、ミサオレッドウルフさんは、「私たちの運動が世論を動かして、鹿児島や新潟では原発再稼働に異議を唱える県知事が誕生した。世論が大事」「国会前でも金曜行動が、毎週千人規模で取り組まれている」、「節目々では大規模集会を企画し、数千名規模の集会で脱原発・反原発をアピールしているが、この市民運動の継続が大切だ」「この静岡でも1日も早く廃炉を実現しよう」と呼びかけました。

レッドウルフ

原発メーカー訴訟の代表弁護士である島昭宏さんは「福島原発事故は、単なる地震や津波などの天災でおきたのでは無い」「世界では製造者責任を問う法律がなく、わずかにインドがそれを問える可能性があるところだ」「原発メーカーの原子炉の欠陥によって引き起こされた事実を裁判で明らかにし、企業責任を追及していく」「脱原発権NO NUKES RIGHTSを憲法上の権利として確立していきたい」と訴えました。

島さん

島さんは、島キクジローの芸名でロックンローラーとして知られる異色の存在。ひまわり集会のアトラクションでも「島キクジロー&NNR」の演奏を聞かせ会場をうならせました。島さんは、金曜アクション静岡の200回記念のイベントで雨の中の野外コンサートをしたのは伝説となっています。

NNW.jpg

福島からの避難者で今は兵庫県で暮らしている菅野みずえさんは、「福島の避難者はいろいろな意味で未来をなくしてしまった。原発からの避難は、『目に見えない、臭いもない放射能からの避難』であり、現実的には困難で出来ない。避難が出来ない放射能汚染など、現実にはあってはならないことで、原発は無くさなければならない」「皆さんは『先祖伝来の生活』が出来ている。それが出来なくなった私には、どれだけ尊いものなのかが実感できる。当たり前の生活こそが、一番大切であることを自覚し、原発反対の運動に邁進してほしい」と訴えました。

菅野さん

会場2

実行委員会では、県内のすべての政党に参加を呼びかけましたが、当日は日本共産党の島津ゆきひろ衆議院議員が駆けつけ、平賀県議とともに登壇して、再稼働をめぐる情勢を中心に連帯挨拶しました。また自由党県連準備会から参加していることが紹介されました。

島津さん2

つづいて反原発美術館の早川由美子館長が、経産省前の脱原発テントが設置され、今年4月に撤去される緊迫した状況を語り、静岡においてそれがひまわり実行委員会の尽力によって初めて展示できたことを喜びたいとスピーチしました。

早川さん

脱原発テントが「反原発美術館」として生まれかり、全国で初めてひまわり集会会場内に設置されました。テントには多くの人たちが詰めかけ、国内のアーティストたちが描いた絵を思い思いに鑑賞していました。

脱原テント

大鯰

また浜岡原発差止本庁訴訟の青山弁護士がともに再稼働を止めるために頑張ろうと訴えました。また浜松の会藤枝の会から「再稼働を認めないで署名」について頑張っている状況が報告されました。

パレード5

最後に集会宣言を採択し、これは後日知事に提出すると報道されました。その後パレードに移り、来賓・主催者を戦闘にして静岡の繁華街をパレードしました。恒例の静岡コールで「浜岡原発危ないよ、東海地震の真上だよ」「子どもを守ろう、静岡守ろう、浜岡原発再稼働反対」と市民に訴えました。若い人を中心に写メを取ったり、商店から賭け出て激励してくれるなど市民とも一体となるパレードになりました。

パレード0

パレトー3


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